鮎釣り師ガバチャのひとり言

釣りあげた鮎で仲間と酒を飲む   これ人生のユートピア!


    ガバチャのアホなお話

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     怖い話なのでけっして一人ではお読みにならないでくださ~い。

     昨年の秋、鮎釣りで堰堤から転けて右足のかかとを骨折した時の話だ。

     いつの間にかギブスの上の方に内出血ができていて、膝を曲げたときに詰めたのだろうと見るうちに妙なことに気がついた。

     その内出血が人の顔をしているのだよぉ~ん。
     キェ~、コワコワコワコワ、コワ~イ叫び

     以前世間を人面犬や人面魚などが騒がせたが、こ、これは人面内出血とでも言うべき珍種なのだろうかぁ。

     なんもいえねぇ~、ちょー気持ち・・悪いッス。

     と、職場の後輩にその人面内出血を見せながら話したら。

    「ガバチャ先輩、その堰堤から落ちたとき・・・」
    「うっ・・んん、その堰堤から落ちたとき・・・」(ゴクリ)

    「あ、頭も打ってないっすか」
    「ないっ!」ポカッポカッポカッ! (こんにゃろーちったー怖がれぇ)



     これが、ギブス上方のおみ足に浮かんだ恐怖の人面内出血。
     鮎釣り師のひとり言

     でもよく見るとかわいかったりして。
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     チョー若い頃の話だからいいだろう。
     初任者研修の最終日に懇親会があった。街から離れた研修所での缶詰状態を開放され、宴は異様に盛り上がった。

     一次会から二次会へと神戸の繁華街に繰り出した。
     初めてあったもの同士なのに意気投合する輩は居るもので、四、五人のグループが形成されさらに3次会へと流れていった。

     飲んで歌って時間も忘れ、慌てて阪神電車に駆け込んだ。和歌山まで帰らないと行けない。何とか難波まで行ったが終電が出た後だった。
     しかたなく泊まることになった。

     酔ったせいか視界がぼーっとしている。運良く直ぐにカプセルホテルを見つけた。
     受付の女性が、用紙に住所氏名を書いてくれと言う。

     酔ったせいか記入欄がどうしても見えない。書けないままモゾモゾしてると、受付の女性が「どこそこのまるまるさんですね」と職場名や実名まで明るく言う。

    「な、なんでオレのこと知っとんねん」と加トチャンみたいに呂律レロレロで返したら、苦笑いで胸のところを見ている。
     なんだと顔をおろしたら研修の名札がそのままついていた なっ! 後のフェスティバル(祭)とはこのことだ叫び

     研修の名札外すの忘れてたっ。酔いがすっ飛んだ。のもつかの間、カプセルインと同時に白河夜船の高いびきだ。
     朝起きるとメガネがない! いくら探しても無いので阪神電車に電話したら落とし物コーナーに上がっていた。

     昨夜、メガネ無しでも難波まで来てカプセルを見つけた眼力なのに、夜が明けたら目が見えずオロつきながら手探りで梅田まで戻った

     後日、あの時飲みに行った仲間に「何で名札のこと教えてくれなかったんだよ」と言ったら、全員酩酊状態でその夜のことを覚えていなかった。

     こんな時は、類は友を呼ばなくていいむっ




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     若い頃の話だ。
     和歌山県紀ノ川の支流に貴志川というきれいな川があって、そこのマス釣り場で職場レクをやった。

     ボクと年配のUさんが昼食カレーの係となり、みんながマス釣りをしている間に田んぼの石垣沿いに釜戸を作り火をおこした。
     にわかに風が強まり、風向きが変わる。

     あっ、稲わらに火が!
     と言う間にみるみる火は広がったメラメラ

     Uさん、米炊き用にくんできた水バケツを持ってウォ~と絶叫。
     が、なんとその勢いで入れ歯が発射えっ Uさんとっさにナイスキャッチ。

     入れ歯を持ったまま修羅となったUさん、燃え盛る火にバケツを振り回す。
     笑えもせず、ボクも必死で棒を振り回し火を叩き消した。

     何が何だか状態で八面六臂の二人。
     田んぼ半焼でまもなく鎮火。
     ぜーぜーと肩で息をしながらボクはUさんと向き合った。

     「ひえてよはっはな~」(消えて良かったなー)とUさん。
     言ってはたと両手を広げた。入れ歯が・・・ないっ!

     怖かったがボクも入れ歯捜索に加担。
     ギョギョ~ッ!叫び 焼け跡からついに入れ歯発見。

     Uさん笑顔でホコリを払って無事入れ歯と合体ぁ~ぃ。ニカッと笑うUさんだが、炭がまだ落ちてない。谷川で洗うしかないな、とUさん江戸時代のお歯黒状態でマス釣り場に直行。
     皆にはばからず入れ歯をグワァーっと外すと、谷川でごしごし入れ歯の洗浄開始だ。

     そんなUさんにマス釣りの子供はびびるし大人はドン引き。
     管理人のおじさんも目をむいて無言で立ちつくすしかなかったのレス。

     がぁ、まぁ、とにもかくにもUさん、ひえてよはっはな~(消えて良かったなー)




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     まだ携帯電話が珍しい頃、スナックなんかで見せるとよくモテた。
     ある日のスナック帰りに、ジャンパーを忘れたことに気がつきヨシッと運転手に見せるように大げさに携帯を取り出しママに連絡。

    「あーママ、ママ」
     ママは眠そうにウンといった後「どいたがぞね夜中に」と、いきなり土佐弁を返してきた。

     はて? ママさん高知県出身やったっけ、と思った瞬間気がついた。声の主は自分の母に違いない。午前1時、短縮ダイヤルの押し間違い。スナックではなく実家につながっていた叫び

     「間違いでしたか。いやー私もよくありましてねぇ」と運転手。
     ちっともフォローになってねえって。そんじょそこらの間違いじゃねえもの、と顔面火だるまのボクメラメラ

     翌日、母から電話で夜遊びが過ぎるとしこたま叱られ、そばにいた家内に笑い転げられた。恥ずかしげもなく田舎のおかあちゃんを「ママ」などと呼んだのは後にも先にもこのとき限りである
    ガーン




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     動かなくなった家の原付にハチががいつもとまっている。
     原付にハチの巣でも作ろうというのだろうか。

     アシナガバチの小さなやつだが、おしりから針をヒクヒク出すのを見て思い出した。
     小学校低学年の時、痛い目にあったことを。

     それはハチの中で最も凶暴なスズメバチだった。
     近くの廃屋にあった一抱えもあるスズメバチの巣。いつもの悪ガキ5人で、その巣に向かって石を投げては逃げ隠れしていた。

     徐々にバウムクーヘンが歪んだような模様が崩れ、いきり立つスズメバチ。何投目かの石がハチの巣の根元に命中し、タン、コロコロッとボクらの目の前に転がってきた。

     度胸のある奴が、わーっと言ってサッカーボールのように蹴り上げる。そして、一目散だ。
     大人から、刺されたら死ぬと聞いていたボクらは必死で逃げた。が、ボクは何かに蹴躓いて転倒。直後、背中に3匹のスズメバチが針を刺した。グギエ~、未曾有の痛さにボクは悲鳴を上げる。

     友達らがわーっと言って棒を振り回しながら助けに戻ってくる。ボクは半泣きで痛さをこらえて死ぬのだと突っ伏していた。誰かがワンワン泣きながらボクのシャツをめくる。

    「早よう! アンモニアや~」の後、背中に冷たいものが一斉に降り注いだ。
     えっ、とボクが首を回して見上げた光景は、別の意味で怖かった。が、命が助かるのならと甘受して堪えた叫び

     全員から「死ぬな~死ぬな~」と泣きむせんで小便をかけらたのだ。ボクは「ありがとう、ありがとう」と号泣した。

     物心つくまで、ボクはその小便で死ななかったと思っていたし、かけたみんなもボクの命を救ったのはあの小便のアンモニアだと思っていた。

     みんなアホだったけど、しょっぱい友情で結ばれていた、よな。あの頃ニコニコ





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