鮎釣り師ガバチャのひとり言

釣りあげた鮎で仲間と酒を飲む   これ人生のユートピア!


      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
     三年前の冬、神戸の街でへべれけに酔って歩いてたら偶然友人のK君に会った。
     やぁやぁと意気投合した二人はさらに飲んで・・・・・・後は覚えてない。

     朝、単身の舎宅で目が覚めたら横で人が寝てる。まさか女性! と顔を覗き込んだら、酒臭いK君がドアップで振り向いたえっ ぅオェ~ップ!(何とか寸止めぇ)

     俺のところに泊まれ、と強引に誘ったらしい。

    「寒くなかったですか」とK君。
    「いんや全然」とボク。

    「玄関のドアが全開でしたよ」とK君苦笑い。
     なぬっ!

     鶏小屋のように狭い舎宅は玄関から寝室が丸見えだゾ叫び
     昨夜、コンクリートジャングルを酩酊で徘徊した二匹猿。

     帰宅して玄関のドアを勢いよく開けたボクは靴を脱ぎながら後ろ手でドアを閉めた。
     が、その時脱いだ靴がドアの蝶番付近に引っかかり勢いよくドアを跳ね返したらしい。

     ドアは全開。
     誰でもいらっしゃ~い状態で電気を消した二人はそっこう熟睡でグースカピーだ。
     明け方、ボクの怪獣のようないびきで目が覚めたK君。

     すーすーと風のはいる玄関に気がついてドアを閉めにいったら、新聞配達員があわてて駆け去ったという。

    「今時物騒な都会で、怖い者知らずとはこのことですね」とK君。

    「へん、怖い者知らずといったってぇ」
     と泥酔でこそなせる業に自分でもあきれたボクは、二日酔いの重たい体をズンと布団にもたせかけてうなだれた。
     あ~アタマ痛ェ
    むっ




    ポチッと応援ヨロシクダウン
      


      超燃える鮎友釣り もヨロシクグッド!

      このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
     富田川と書いてトンダがわと読む。トミタがわではない。
     和歌山県紀伊半島の中腹、演歌歌手坂本冬美の出身地らしい。

     ダムのない清流、そこで竿を伸ばしていた。
     昼過ぎから雲行きが怪しい。ボクは雷が大嫌いだ。雷はまずデベソの人に落ちると聞いている。でも、そんなときに限って鮎が釣れ出す。

     迫る黒雲。その最中に爆釣モードはやってきた。釣れるは釣れるは入れ掛かりの出し掛かり。周りの四、五人も空を気にして見上げている。
     だが、これだけ鮎が釣れだしたらやめられない。

     いよいよ真っ黒な雲が頭上にさしかかった時、突然、ドワッシャーン!!ドンッ と地鳴りを上げて大轟音が響いた。
     心臓がピクリとはねる。

     お、落・ち・た・・・・・・背後に落ちたよ。
     と身をすくめてソロリと振り向いたら、軽四が逆さにつぶれて土埃を上げていた叫び
     鼻白む釣り人たち。

    「まさか中に人がいるんじゃないのかー」
     と誰かの叫び声。

     ゾッとする背筋をこらえてボクは近づいた。
     と、上の方からオーィと男の声がする。10メートルほど上の山道からだ。男はこちらに向かって両手を頭の上に合わせ丸をつくっている。

    「大丈夫や~、誰も乗ってえへんにゃ~」
     と無理矢理つくった笑顔が痛ましい。

    「サイドブレーキ引いてなかったんや~」
     と続く声が裏返っている。

     新車のワンボックスがつぶれて、スポーツカー並の車高になっていた。
     その男の人、車から降りてボクらの釣りに見とれていたということだ。

     他山の石と言うにはあまりにも悲惨でオチもつけにくいが、もう15年以上も経つのでオーナーさんひとつお許しを。

     本当にトンダ、川のお話しでしたガーン




    ポチッと応援ヨロシクダウン
      


      超燃える鮎友釣り もヨロシクグッド!

    このページのトップヘ