灼熱地獄だった8月14日金曜日の四万十川釣行を振り返ります。
恥ずかしいので書きたくはないのですが
苦い思い出としてブログに残しておきます。

後日、一緒に行ったNから電話があり
「地元の名人から連絡があった。あの日の水温は異常だったと。四万十川の友釣りは水温が30度までなら何とか成立する。過去に31度まで上がったのが最高だった。が14日は32度にまで上がっていた」
その水温がどの地点のどの水深で計測されたものかはわかりませんが、浅場ではそれ以上の水温になっていたのでしょう。
ホンマに温泉です。
私のその日のというか9時から14時までの釣果は2匹、巨鮎に切られたのが1匹、途中で外れたのが2匹。
後は反応なしの、驚くことなかれマイナス6匹だったのです。
マイナス6匹? どうゆうこと・・・。
鮎釣り歴40年のベテランNも同じでした。
つまり、最初に2匹買って死なせ、おかわりで3匹買って死なせ、昼からまた3匹買って死なせたのです。
遠方からきているので夕暮れを待つこともできず、最高気温39.8度の中でもうろうと竿を伸ばして撃沈です。

言わせてください。
私たち二人は鮎釣りのトーシローではありません。
Nはベテラン中のベテランで水合わせなど十分合点承知の助。
高水温対策には様々気を使いましたが太刀打ちできませんでした。
鮎は鼻カンをセットしないといけません。
1メートルもの川底で鼻カンはセットできないのです。 釣っていたら根掛りもある、逆バリがカラカラ外れた感触も伝わってきたらオトリ鮎を手元に引き寄せなければなりません。
そんなことを2、3回やったらもうオトリ鮎が死んでいるのです。

私の考えた深トロオモリトントン釣りは過去の経験からでした。
もう、15年以上前でしょうか、有田川でサンラインカップが開かれました。
その時も異常な暑さの日でした。
私は運よく予選を勝ち上がって30人の中に残ります。
そして、決勝で引いたくじがなんと1番だったのです。
ヤッター! 両手を上げて喜ぶ姿に選手やギャラリーから拍手と笑いが起きました。
私はしめたと思いました。
有田川通いで掛かるところを知っていたからです。
決勝スタート。
私は一級ポイントの瀬に駆け込むと、すぐさまオトリを入れました。
すぐにプカーです。
間もなく死にました。
焦って場所替え。
今度はもう少し水深のある所にオトリを入れました。
ら、表面を滑ってオトリが沈みません。
そして間もなく死んで私の決勝は30分足らずで終わりました。
驚いたのはその後です。
うなだれて大会本部に戻ると似たようにオトリを死なせた選手であふれかえっていました。
皆さんオトリ死滅です。
ひどい人は、遠くのポイントまで走って行ってヒキブネの中を見たらオトリが二匹とも死んでいたとのことです。
この時、死んだ鮎にオモリをかまして粘り強く鮎をかけた奈良のチロリン会の方はすごいと思いました。
優勝は、現在がまかつの名人になっている日高の兄弟のどちらかで、ワンツーフィニッシュだったと記憶します。
四万十川で朦朧としながらそんなことを思い出しました。
太陽光の届かないぐらい深い淵。
そこに沈めるしかないやろ。
死にかかったオトリに4号のオモリをかませてトントンの繰り返しです。
と、突然ブゥーンと目印が上に走ります。
その後のやり取りが強烈過ぎて体が細胞レベルまで弾けました。
なんとか取り込んだのは26センチのどかんぴゅ鮎!

ボウズじゃなくて良かった。
その瞬間だけが四万十川釣行のせめてもの救いでした。自分が熱中症でくたばらなかっただけでも良しとしたいと思います。
早く涼しくな~あれ!!

