爪痕というか・・・
そう、これは爪で引っかかれたぐらいではなかったと思います。
ここまでの被害をだれが想像したでしょう。
「関空水没」そんなことをこの台風の前に口にしたら
「なんぼなんでもそれは言い過ぎだろう」
と笑われていたのではないでしょうか。
我が家のでかいレモンの木も折れ、家の横のテラスはめちゃくちゃに壊れ、雨どいがすっ飛んで隣の家に乗っかってました。
が
それぐらいはまだかわいらしいもんだということは
皆さんもうテレビで映像を何度も見て驚かれたと思います。
出勤すると道中いたるところこんな感じでした。
なにより怖かったのは
信号機が壊れていたこと。
電気がついていなかったり
ついていても反対向いていたり・・・運転できんがな( ゚Д゚)
有田川ダム上は一時は3メートルぐらいにまで水位が上がっていたらしく
9日に予定されていた網入れも完全に延びました。
で、友釣り者が喜べる状態かどうかは不明です。
おいらのリベンジ鮎残っちょんのかいなー(T_T)
さて、その昔
「黒部の太陽」という映画がありました。
世紀の難工事を描いた黒部ダム建設の映画ですが
ダムの是非はともかく
人知は自然を克服できコントロールできるのだという活気みなぎる映画でした。
なによりキャストがすごい( ゚Д゚)

時代背景はガバチャの生まれるちょっと前なので高度成長期のとっかかり。
そのあと、伊勢湾台風、第二室戸台風とどえらい自然の驚異にさらされ多数の死者を出しています。
現場所長役の三船敏郎は映画の中で
フォッサマグナの破砕帯を前に
この工事は完成できないと言う建設業者に向かって
「人間やってやれないことはない!」と力む場面があります。
それは白血病の娘のことを思っての発言なのですが
結局娘は死んでしまいます。
ダムは完成して娘は死んでしまう。
人間にはできることとできないことの両面があります。
この映画が訴えたかったのは何なのかはわかりませんが
ひとつにはそのことがあったと私は感じました。
自然の猛威は人知で完全に防ぐことはできない。
いや、自然が牙をむいた時には人間は無力だといっていい。
そんなことを地震も台風もちゃんと示してくれていると思います。
「正しく恐れて、冷静に行動する」
鮎釣りにも通用する言葉だと私は理解します。
写真は「台風21号来襲直前に大阪南港上空を望む」です。




