母の手術を控え帰郷しました。
安田川の釣りたての鮎が食べたいと言うので頑張ってみます。
が、結果は12匹。
下流域は20も30も釣れているらしいのですが
母の望みは最上流部の馬路の鮎です。
それがいっちょも掛かりません。

あちこち探りまくってやっと一匹拾えたら
その後はなしのつぶてで一時間生命反応なしです。

24センチぐらいのが3匹混じっていました。
それを持って帰ってさっそく焼いて晩飯です。
私は一番小さいのを選んでみます。
アユは大好物ではありませんが
馬路の鮎だけは美味しいと思って食べます。

前にも言った通り
私は食べるのがへたくそー( ゚Д゚)


 ノスタルジアに浸りながらふと和室に目をやると
 昭和34年の私が額の中からこちらを見ていました。

 よく60年も恥をかき続けてしぶとく生きてきたよなぁ
 と心の中で語りかけます。

 母によると
 当時は「誘拐」という言葉が流行していたらしく

 ご近所からは
「玉のようにマルマルしてかわいい赤ちゃんやから誘拐されんようにね」
 とよく言われたらしいです。

 がはっきり言って
 こんな薄汚い子が道端に座っていたら

 犬とかが寄ってきてオシッコひっかけるぐらいで
 誰も小脇に抱えて持ち去ろうとは思わないでしょう( *´艸`)

翌日は墓参り。
雨の予報なのに秋晴れでした。

お墓の下にある100年以上生きているユズの実生(ミショウ)の老木。
実生(ミショウ)とは種から育った木で
わが村にも数少ないということです。

この老木が見下ろす先に安田川が滔々と流れています。

今度生まれ変われるのなら
このような老木になって100年も200年も大地に根を張りたいと思います。

そして風に揺られながら子孫らの鮎釣りを応援し
陽の光をいっぱいに受けた光合成で
彼らに美味しい酸素を供給できたらいいのにな、と思います(*´ω`*)