もう十年以上前でしょうか。
うだるような猛暑の中で
有田川ダム下のサンラインカップ大会がありました。
私は運よく予選をクリアして決勝に残りました。
そしてそのくじ引きでなんと一番クジを引いたのです。
やったと思いました。
掛かりそうな場所はだいたいわかっていたので
その場所に突撃しようと決めていました。
オトリ配布。
私は一番最初に自分で選んでオトリ鮎をタライから二匹ヒキブネに入れられます。
オトリ鮎が大きなタライに移された時
覗き込む順番待ちの選手たちから驚くような声が次々もれました。
私もなんじゃこのオトリ鮎と思いました。
全部ヘロヘロでもう横倒しになっているものもあります。
ダメジャンこれ、とみんなが口々に言うも決勝戦の進行は止まりません。
私はできるだけ元気そうなオトリ鮎を選ぼうとしましたが
どれもほとんど同じ状態でした。
とにかくヒキブネに二つ入れてポイントに走りました。
ポイントに着いて鼻カンを通してオトリ鮎を送り込んだら
すぐにプカーっと横倒しになって浮いてきます。
手元に寄せるとすでに死んでいました。
仕方なく二匹目で今度はもっと緩いところを探して送り込みました。
がそのオトリ鮎もすぐに腹を返して虫の息です。
開始十分も経たぬうちに二匹のオトリ鮎を失い個人的には試合終了です。
周りを見ると私と同じような選手が続出し、竿をたたんでいる人もいます。
河原や橋の上のギャラリーがわいわい騒ぎ始めました。
こんな鮎釣り大会は後にも先にも経験したことがありませんでした。
終わってみたら皆さん同じような目にあったらしく
何とか最初に野アユを拾えた人が釣果をつなぎ上位入賞者されたようでした。
中には、死んだオトリにオモリをかまして粘り
やっと野アユを一匹掛けて上位入賞した人もいました。
絶望的な状況でも掛ける人はちゃんと掛けている。
今思い返せば、学ぶべきことのある大会でもあったように思います。
昨日寝る前に布団に転がって
鮎釣り本を読んでいてそんな事を思い出しました。
そういえば私の釣り友達が
死んだオトリ鮎の口から石を詰め込み
魚体を重くして釣る「ゾンビ釣り」というのがあるとか言っていたな・・・
けっして
そんなことまでして釣りたいとは思いませんがねー( ゚Д゚)

昨日の有田川ダム上のホワイト釣果ー( ゚Д゚)
デケえの釣れてるー!
で昨日の晩の有田川ダム上の水位ー( ゚Д゚)
今朝はなぜか柴崎さんからの写メが届かないので
