奇跡は起きた。
昨日の日曜日、有田川ダム上の押手活性館の下に入ろうとしたら、おばあちゃんが一人木陰で腰を下ろして休んでいた。
「にいちゃん、釣れますかいね」とおばあちゃんが人なつっこく話しかけてくる。
まあまあですわ、とおばあちゃんに視線を移して、ボクはアーッと大声を上げてしまっ た。おばあちゃんがなんやねんこの人みたいに目を丸くして見上げる。
なんと・・・ボクが2年前にこの場所でなくしたオトリ缶が、おばあちゃんの斜め後ろの小積み上げたガラクタのてっぺんに置かれてあった。
「そ、それ、ボクのオトリ缶です」と指を差す。
「ああ、これあんたのやったんかい」とおばあちゃんもオトリ缶に目を移す。
「ええ、2年前にここでなくしたんですけど」
「えっ、2年前てかい」とおばあちゃんの口がポカンと開く。
「はい、2年前の夏にキャンプに来てて」
「ふーん、この前みなで草刈りしたときにな、この上の広場に日よけのテーブルがあるやろ。そこに置いてあったんで、誰かアユ釣りしはる人が忘れたんかいのぉいうてな。また取りに来るやろから置いとけいうてここに」
ボクはオトリ缶を手にして確かめた。
少しさびてはいるが、中に設置したエアを送るパイプなどもしっかり結着している。手入れすれば十分に使える。
しかし、いったい誰が? という詮索はうれしさのあまり吹き飛んでしまって、ボクはオトリ缶を抱きかかえて小猫でも愛でるようになでた。
ボクはこのオトリ缶をとられたとは思っていない。自分が置き忘れたのだから、発見された方は古いオトリ缶なので誰かが捨てたと思ったに違いない。
紛失して2年間近く経って未練が顕在化し、ブログに載せたのが今年2/24の記事。
ブログ記事との因果は不明だがそんなことはどうでもいい、ボクは元の場所に戻しに来てくれた方の勇気と善意に心から感謝する。
このオトリ缶は、ボクにアユ釣りを教えてくれた今は亡きお祖父さんの形見だ。
お祖父さんは、高知の安田川でこのオトリ缶を77才までさげてアユ釣りをした。
お祖父さんが亡くなってから、ボクはこのオトリ缶をずっと愛用してきた。
10年ほど前に有田川ダム上の清水地区で釣っている最中、強雨で川が急にアカ濁りとなり流された。
その時には、さすがに諦めざるを得ないと思って、お祖父さんに申し訳ない気持ちでいっぱいだったのだが、なんと、それも数日後にアユ釣りをしているときに偶然に岩のよどみに引っかかっているのを発見した。
今回の出来事といい、ボクはお祖父さんの残したオトリ缶との因縁にただただ驚くばかりだ。
そうか、これはきっとお祖父さんの仕業に違いない。
ボクには、「わしのやったオトリ缶を大事にしろよ」と、このオトリ缶を見守りながら今でもどこかでお祖父さんが生きているように思えて仕方がないのである。
有田川ダム下のおとり屋さんで、このオトリ缶を見たことのないおとり屋さんはいないはず。
本日 5月13日の釣果。
ひょっとしたらガバチャが会長のポイントをブログで暴いたから、昨日釣り人がそのポイントにたくさん入川したせいかもしれませんが、今日は掛かりがにぶかったとこってす。
それでもよく掛けてますよねぇ。
ガバチャのポリシー的には、ワークシェアリングならぬ釣果シェアリングの精神をもって正確な情報をリスナーのみなさんにお伝えしたいところです。 んが・・・そろそろ仲間内からのご批判が出かかってますゾナ(゜_゜;)
追伸 昨日掲載のヒキブネについては、持ち主から連絡がありましたので、めでたしめでたしということで一件落着の巻ですタ。
柴崎おとり店にいつ行くの?
今度の週末でしょ・・・できれば地球上から火水木金がなくなればエエのに(-_-メ)!
和歌山県有田川町押手770-2
℡ 0737-26-0413
より大きな地図で 有田川 ダム上 押手地区の鮎釣り場 を表示
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