ケンちゃんとの再会については過去記事に書いたとおりなのだが、そのケンちゃんに子供が生まれた。

 元気な男の子だ。
 届いたメールの映像に思わず心がほころぶ。

 パッチリと開いたかわいい目で勢いよくミルクを飲む姿に命の源泉を感じた。 
 赤ちゃんほど無垢なものがこの世にあるだろうか。

 生まれた日がボクと一日しか違わなかったということも、特別な感情を引き立てた。
 自分にもこのように母の手の中で眠りこけた日があったのだ、と。想像するだけで穏やかな気持ちになる。

 それにしても、この赤ちゃんしっかりとした顔つきをしている。
 まるで、出会ったのは二人だけの運命だったとは言わせないほどの、存在感を放っているではないか。
 そう、二人はこの子のために出会ったのではないのか。

 これからは、「全てはこの子のために」と生きていく証が煌めく星座のように二人の人生におびただしく連なるはずだ。

 まだ名前も決まっていないこの子にボクも早く会いたい。
 すぐにでも会って、ボクにも抱かせろと言ってやりたいところなのだが、しばしケンちゃんには親ばかぶりを発揮してもらって、ひとかどの「オヤジ」になったところで再会したいとも思う。



 ガバチャのステッカーに触発されてか、ケンちゃんも自作でステッカーを作ったそうな。
 ボクちゃん、よちよち歩きができるようになったら、動物園とか遊園地に連れて行ってもらいなさい。
 和歌山にまで来られるようになったら、ガバチャが釣った鮎を河原で焼いて食べさせてあげますヨ。

鮎釣り師のひとり言




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