この前、有田川の白石の瀬でアユ釣りをしていると
水中眼鏡姿のご老人があちこち水中を除きながら近づいてきた。

何をされているのかと尋ねたら
ウナギ釣りとのことである。

見ると、細い竹の先に針がついており
その針には鮎を輪切りにしたものがエサとしてつけられていた。

これを大きな石の底のウナギが潜んでいると思われるところに突っ込んで
ウナギ釣りをしているのだ。


私はその老人のウナギ釣りを気にしながら
アユの友釣りを続けた。

と
おーい!
とご老人の雄たけび。

振り返ると
私の腕はあろうかというでっかいウナギを
力強くつかんで岸の方に急いでいる。

驚きました。
動画を取る暇もありませんでした。

二匹目は少し小さかったのですが
動画を少し取ることができましたので
ご覧ください。

うまく撮れませんでしたが
よく見ると大きなウナギをつかんでいるのがわかりますでしょう。


ご老人はもうこの釣りを子供のころからずっとやっているとのことでした。
料亭かどこかに卸すのですか
と訊くと
「いんや自分とこでかば焼きにして食べるんや」
と恵比須顔。

さらに話を続けると
私のアユ釣り仲間のTさんを知っているらしく

さらに驚いたのは
昨年、私がTさんを仲介してダイワの竿を売った相手が
な・な・なんと
このご老人と判明。

えーっ!
と
二人驚きの表情でほころびあいました。

ウナギ釣りの餌には鮎が一番良いとのこと。
ワタシから竿を買ったのも
ウナギの餌をとるためだということでした。

これ、少しですが・・。
と
今日釣り上げた鮎をご老人に上げました。
小さいころから川によりそって歳を重ねる。
最高だな。

私はしばし羨望のまなざしで
ご老人の背中を見送りました。